結論:西日本は7月まで雨が多く気温も例年比べて低い方であった。8月に入り30℃を超える日が続き鶏のダメージも大きくなり一時温度が下がり安定したところで、再度35℃の高温状態が続いて一層ダメージを大きくした。9日〜12日に死鳥のピークとなりこの劣悪な環境下においてセラミック・カバーCC100施工区と対象区においてその死鳥数がほぼ3倍の違いが出ております。その後は温度も下がり死鳥の絶対数量は減ったものの常に対象区に比べて優位な数字で推移している。 鶏舎内の温度に関しては開放鶏舎という事もあり温度コントロールの出来難い鶏舎ではありますが、約300坪の鶏舎でありこの規模で約2℃の温度低下が見られました。また、ウインドレス鶏舎であれば更にその効果は大きくなるものと思われます。経済動物を飼育する上で私共はその生産性の向上に注力を払う必要がありますがその生産性を左右する一番の要素は環境要因であり、その環境整備が利益をもたらすものと考えられます。 |
↑(羽数) |
A社 (CC100) |
B社 | C社 | D社 | E社 | |
反射率(%) | 99.6 熱反射率 |
92.2 日射反射率 |
70〜80 日射反射率 |
90 熱反射率 |
70〜90 日射反射率 |
材質性 | ラバー性 | 硬化性 | 硬化性 | 硬化性 | 硬化性 |
設計単価 (円/u) |
4,000 | 3,800 | 5,400 | 5,000 | 4,000 |
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